やっぱり | Who is your meddler?

やっぱり

酔うと会いたくなるのは彼。

話がしたいのは彼。


でも、前みたいな「好き」とは違う「好き」。


この虚無感や寂しさは彼がいないからじゃない。

所詮人は一人で生きていかなくてはならない。

それに耐えられない私の弱さのせい。

そんな甘えを彼に理解してもらいたい。

救ってもらいたい。

でもそれはかなわなくて涙が出そうなんだ。


私は彼に何も与えてあげられない。

だからダメだったんだ。

でもそれはいまでもかわらない。

だからきっとこれは「恋愛」なんかではない。

だって愛は与えるのもでも、奪うものでもなく気がつけばそこにあるものなんでしょう?

じゃあこれは愛なんかじゃない。

一方的な精神的依存だ。


しかし、そうなった今、彼は私にとっての「友達」なのだろう。

かけがえのない人というのは変わりないが…


私はこれから友達としての彼がいなくなったら生きていけるのだろうか?